少しだけ浮かべたかもしれません。
こんにちは。
青く透き通った空、それをかき消すような日差し。
圧倒的な鮮やかさに対し、なす術も無く持ち上げられた、ような気がした。
実際はしっかりと地面に押し付けられていたはずだ。
しかし、それなのに少しだけ目線が高くなったようだった。
到底超えられない壁がある。
それにもかかわらず、この暴力的な輝きの前ではそんな錯覚に陥ってしまう。
「背中を押してくれる」なんて優しいものではないけれど、それが前へ進ませてくれていることは間違い無い。
さぁ、進もうか。